17人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
「俺から離れた理由は、それなのか?」
「だから、もう送って行くので俺のことは忘れてください。」
「…。」
そりゃ驚くよな。
「俺達、もっと話しておくべきだったのかもね。」
「どういう意味ですか?」
「俺の片想いの相手だよ。」
「だから俺には関係のない人なんでしょ?」
「男同士だから、無理だと思ってたんだ。」
「相手は男性なんですか?」
「ああ。」
若も辛い思いをしてたんだと思うと、ショックだった。
「それは、君だよ。ずっと好きで、苦しかった。」
え?
俺のことを若が好きだって?!
最初のコメントを投稿しよう!