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joker町(1)風のいたずら
女の子と三毛猫と不思議な
雨の日の想い出。
(1)
この世界に風の雨があるって
どういう星のいたずらなの?
この世は雨の日はどういった
居心地になっているの?
雨の日は赤ちゃんの心は
おやすみなさいの心の
ようにまだ見た事のない
闇がかった昼も
雨の風の吹く夜空も暗いし
空は工事中。
みんなが安心する
夜空の町並みと思える世界に
なっているのかしら?
赤ちゃんは眠りながら
物珍しい世界を
まだだれも話してくれないと
夢を見ながら思っていたのかな。
だからみんな暗い空だと
喜びなのか悲しみなのか
優しい雨の夜は
おやすみなさいだとか
思っていたのかも。
しあわせの無い雨の
降っている近所の
公園って何なのかしら?
ミケと女の子は考えますし
思いました。
いずれ大人になり子を産む
女の子とミケ。
私は思うけれど、
お友達との遊び事は
事あるごとに
寂しいものなのかしら?
何が私をそう想わせて
いるのかしら?
帰ってきた女の子とミケは
自らのお父さんお母さんと
一緒になって考えます。
いまだ雨の降っている
裏山の公園の雨の流れに
優しい森林の育みを感じ
ながら、幸せの世界は雨の
世界にあるのかしら?
だって私泣いてるし。
愛のある雨の降らない
公園の世界って
何なのかしら?
太陽だって悪いわけでは
ないのだけれど。
私たちの好きなお母さんや
お父さんが泣いているから
雨が降っているのでしょ?
だからお父さんやお母さんが
死んだ後も悲しくないよ。
心がいたくても
そう誰かのためにも
それが自分の涙が
分かるのならば
悲しくないよ。
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