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翌年、東宮が決められました。
帝は主人公をと思っていましたが、主人公には後見人がいません。帝しかいないわけです。
何かあったとき、下手に地位がある方が主人公を不幸にすると思い、結局東宮になったのは弘徽殿の女御の産んだ第一皇子でした。
(祖母は、そのことを落胆し、それから生きる希望を亡くし近いうちに亡くなりました)
その後も、帝は、主人公を溺愛し続けます。
主人公、なんと美しいだけでなく勉強もできて音楽もできたんです。当時は楽器も嗜むのが普通。(チートすぎる笑)
帝は日中に弘徽殿の女御の元を訪れる時でさえ連れていきました。
女御も、あんなに忌々しいと言っていた女の子どもなのに、主人公の愛らしさには微笑まずにいられなかったとか。
女御は、第一皇子だけでなく女の子も産んでいたのですが、その誰よりも主人公がキレイだったそうです。(どんだけキレイ以下略)
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