光源氏の初恋

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藤壺女御は桐壺の更衣にそっくりでしたが、身分が全然違います。 弘徽殿の女御もさすがに手が出せません。 主人公は、母の姿を覚えていません。 母への憧れから、この藤壺女御に興味を抱きます。 (ちなみにこの時、主人公はもう11歳。藤壺女御は16歳、帝は30手前です) 桐壺の更衣にそっくりな藤壺女御と主人公を並べて、帝は何を思ったのでしょうか。 周りの人々は、その美しさから 主人公を光る君、 藤壺女御を輝く日の宮と呼びました。 月と太陽と称され、まるで対のようでした。
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