4人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
しかし、いつまでも一緒にはいられません。
元服(成人)の日が近づいていました。
成人すると、男として見られるため、帝の妃である藤壺女御とは一緒にいられないのです。
光る君の藤壺女御への憧れはやがて初恋に変わります。
藤壺女御というかなりハイスペックな女性が、主人公にとっての理想の女性となり、結果、満たされない人生を送る羽目になってしまうのです。
光る君の元服は12歳で行われました。
源氏姓を賜り、源氏の君と呼ばれるようになります。
(これが光源氏の名前の由来ですね)
源氏の君の元服の儀は、東宮の時と負けず劣らずの豪華さで、弘徽殿の女御はまたイライラするのでした。
最初のコメントを投稿しよう!