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冠を被せる儀式がありますが、これは左大臣が行いました。
(ちなみに弘徽殿の女御の父親は右大臣です)
左大臣は姫を妻に持ち(源氏の君にとっては伯母)、その間に娘と息子がいました。
この娘は東宮の妃にと言われていたような娘でしたが、左大臣は源氏の君を自分の派閥に入れたかったので、ふたりを結婚させます。
帝も左大臣を源氏の君の後見人にしようと考えていました。
ここで出てくるのが添臥というもの。
皇族が元服した日の夜、貴族の娘を添い寝させるそうです。(もちろんただ寝るだけで終わるはずがない)
→そのまま正妻になる。
大抵年上の女性が選ばれるそうですが、例に漏れずこの娘というのも源氏の君より4つ年上です。
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