雨夜の品定め

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◆第2帖 帚木 時は経ち、源氏の君は17歳になりました。 (よく考えたら高2!!) ↑こんな感じで、時間が飛んだり、そういえば昔こんなことがあったみたい~って感じで過去エピが始まったりします。 已乃は割とそういう書き方好き。 近衛少将になり、エリート街道まっしぐらって感じの順風満帆な日々を過ごししています。 ただ、初恋を引きずってこじらせてるので斜に構え気味です。17歳の少年と思えばそこもかわいい。 光る君と呼ばれ、エリートで、 しかも正妻のところにはあまり通っていない。 他に女がいるんだ! 遊び歩いてるんだ! そんな噂とは裏腹に、慎ましい日々を送っていました。たまに遊びのように変わった女や落とすのが難しい女の噂を聞いては会いに行くくらいです、と語り手。 (十分華やかな生活です…と現代人なら思いますよね笑) こんなので遊び人なんて交野少将に笑われる、とあります。 交野少将は、平安時代にあったとされる物語の登場人物です。源氏物語以外の作品にも、遊び人の代名詞として出てきます。 ↑物語の中に別の物語を入れることでリアリティを出すという技。この時代からあったのね。
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