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「森下ってさ、高校どこ行くの?」
給食も終わり、佐木田と相生と男三人で教室でだらだらしているとスポーツ少女の安田さんに話しかけられた。隣には加山さんと池谷ちゃんがいる。こっちは女子三人。
「えー。なんで」
「おー、そうそう。朝話してたんだよ。みんなどこ行くか。森下、今日も遅刻だったじゃん」
佐木田が話に入ってくる。
朝ごはん食べた後、凱にいちゃんとのいってきますのちゅうが長くてHR遅刻した。
「あー、そーなんだ。えっとお、高校はこれ以上勉強しないで行ける近いとこ」
俺は希望する高校を言う。
「えー!そこだと私と同じとこ希望になるよ。森下くん、勉強おしえてよ。そうだ、ねえ、みんなで放課後一緒に勉強しようよ」
加山さんが提案してくる。
「相生くん頭いいから。私も勉強おしえてほしいな」
眼鏡で背の低い池谷ちゃんが相生を見る。相生もちょっとデレてる。
「いーじゃん。ベンキョー。どこでする?」
佐木田が乗って話を進め出した。
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