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アレックスしないと出られない部屋
「何処だここはーー!!!!!!!」
「御主人落ち着いて下さい。ここはアレックスしないと出られない部屋です!」
「いやだからそのアレックスとは何だ‼︎第一冷静過ぎるぞ貴様ぁ⁉︎」
「お子ちゃまな御主人でも分かりやすく説明すると、ち○こをま○こに突っ込む行為ですね。」
御主人は真っ赤な顔をして3秒程固まりました。流石童貞(笑)
「___なっなな…何ぃーーー!!!???」
「そっそそそれってつまり……S○Xではないかーーー!!!!!!!」
「シッ!御主人。見ている皆様に配慮してアレックスと言ったのに、そんな直球で言わないで下さい!」
「み て い る ⁉︎」
「だっ誰かに見られているのか我等は⁉︎」
「おっと…私のしたことが。御主人、そんな事はどうでも良いのです。今はここから脱出する方法を探しましょう。」
「そっ…そうだな。誤魔化された気もするが、まぁ良い。このままでは眷属とアレックスする羽目になるからな。」
「では私はドアの方を見てきます。御主人はベッドの方を」
「あ、あぁ分かった。」
(…それにしても御主人が男同士について疑問を抱かなかったのでしょうか?あの童貞が?…いえ、第一幼少期から一緒に居た御主人がそんな事を知る事柄が起こった事はありませんしね。知ってる訳が無いですね。)
(彼奴はぜっっったい確信犯だった。我にアレックスしろと命じる部屋なのだ。ベッドにどういったものがあるか分かっていて、態と調べろと言ったのだ!我は屈さぬぞ!奴の策略に乗るわけg_
ベッドを探っていると出てきたのはコンドーム、大人の玩具、ヤリ方を書いた本だった。
「コッコココ「コンドームですね。」ギャアアァァー!!!???」
「うるっさ」
「なっななな何故ここに居る⁉︎貴様は古の門を開く最中だっただろう‼︎」
「来ちゃった☆」
「来ちゃった☆じゃないわぁ‼︎…それで門はどうだった。」
「開きました。」
「は?」
「開きましたよ。」
「__よ、良くやったぞぉーー!!!流石は我が眷属!」
「では帰りましょう、御主人。」
眷属は久々にふんわりと笑っていた。
「うむ!」
「…で、これは何だ。」
「?何を仰っているのです、御主人。何処からどう見ても『開いた』でしょう?」
「…壁をブチ壊しただけではないかーーー!!!!!!!」
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