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「えっ!そうなの?!」
「ああ。でも、『ずる〜い!』なんて言うなら、送るのやめるか」
「千夜くん、そんな事言わずに送ってあげてください!」
相変わらず冗談が通じねーな。
「だけど、1つ問題がある。山村と連絡先、交換しないと送れねー」
「じゃあ、今ここで交換しよ!」
「千夜くん、僕からもお願いします。山村くんと連絡先交換してあげてください」
2人に言われ、俺は仕方ねーなと思いながら連絡先のページを開く。
「これだ。言っとくが変なモン送ったら速攻ブロックするからな」
「千夜くん、山村くんなら大丈夫ですよ」
「うん。僕、長電話したり、長文メール送ったりしないよ!」
山村の言葉に一抹の不安はあるが、山村も、ブロックはされたくないだろうから、大丈夫だろう。
こうして、俺と山村は連絡先を交換した。
「良かったですね!山村くん」
「うん!保、ありがとー」
「礼はいい。じゃあ、テストメールじゃねーが、LIN○の交換もするか?」
「うん!したい!」
山村は鈴木の目の前まで身を乗り出してくる。
間に居る鈴木は困った様に笑っている。
俺は手早くLIN○の交換をした。
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