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顔をまともに見れないで会話する。ふつうに接して行こうとしてるのに何やら。
塩対応する気はなかったし、ちょっとだけきつかったかもしれない。
ゼロからがゼロじゃなくて、どちらが先に歩み寄ったか明確で、投げやすいボール投げる人は全く年下じゃなかった。
友達と呼ぶには大人で、形式上をやろうも一歩だけ進んで止まってしまう。
出会ってたはずで、違うタイプ。
その気が起きてしまうのは。
何を話したらいいか分からないと自覚した。
「中山さん」と呼んでくるも振り向くときはこっちを見てない。篠原という同じ年。東京育ちじゃないらしい。
知らないことが多いというより、この人に関わって良いのかと思う。
駅まで歩くことになり、距離を置いて話をしながら歩く。
駅に着くころ先に着いてしまい、振り向く。
横顔が有名人に似てかっこいいと一瞬思い、間を置いてもう一度見た。
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