山の一本道

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車のスピードがさらに上がる。 そしてしばらく走ると、前と同じような道で、三度浮かぶ青いワンピースの女を見た。 ――!! もう何が何だかわからない。 俺は狂ったように車を走らせた。 そして気づけば見慣れた市街地に出ていた。 あれはいったい何だったのか。 わからない。 ただ言えることは、少し近道だからといって、俺があの山道を走ることは二度とないだろうと言うことだ。        終
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