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メルマガは習慣化しているので、実質的には長編小説の作成に集中しています。
私は、人生に長編小説を書くこと以上に価値があることはないと考えるように
なりました。
勝手な思いですが、平安時代であれば源氏物語を書いた紫式部だけが賞賛に値する
作家だと思います。
しかし、現代は歌や俳句など短い文章がもてはやされるようになってきました。
短い言葉の方が気持ちを伝えられるといって、国民全体が俳句作りに熱中しています。
しかし、私は短い文章では思いは伝わらないと考えています。
前後の文脈がない中で短い文章だけで、何が伝わるのでしょうか。
全く違う思いが、読者の心に惹起されるのではないかと思います。
長編小説をもっと賞賛すべきなのに、不当に低く評価されています。
長編小説の中にだけ、著者の複雑な思いが表現されています。
(源氏物語のヒロインのモデルが誰なんだろうというようような推測がされて
いますが、そんなのは紫式部本人に決まっています。小説とはそういうものです。)
私の人生は、面白くない人生ですが、虚構を交えて書くと楽しい文章になります。
だから、長編小説を書いています。この方針で生きていくつもりです。
小説は完成した虚構の世界を示すものなので意味がありますが、エブリスタに
載せる日記のような文章は現実を書いているだけで、等身大の平凡な私の日々が
描かれているに過ぎず、意味がありません。
小説として書くときは、スーパーマンをいっぱい登場させられますが、現実には
スーパーマンはほとんどいません。
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