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女主人公・Gemini事森下木葉について
大阪南部にある片田舎町に知的障害と発達障害を併発した少女が生まれ育ちました。
彼女こそがこの物語の女主人公となる森川木葉ことGeminiです。
木葉は何をしても全く駄目で容姿も性格も全く駄目で、
人より変わった特性もあり一人遊びが好きで周囲から「変わり者」として軽蔑されてしまっては避けられてしまいました。
「両親の管理不足」として偏見されてしまうので両親からも軽蔑されては人格否定もされる毎日でした。
毎日木葉は誰からも相手されない孤独で歯痒い毎日を過ごすのでした。
地元の道を歩けばみんなから笑われては避けられてしまい、
学校では勉強も運動も全く出来ない事を教師にも詰られてしまう毎日でした。
木葉は決意しました。
「いつか地元を離れて都会へ移住して全く駄目だった自分を逆転させて皆を見返してやりたいねん」とそう決意しました。
Geminiは自室で少しずつ都会へ出る準備をしていました。
でもその光景は母に目撃されては母が近所住人に話した所から一気に噂は地元に広まってしまい益々木葉は周囲のみんなから笑われ者にされてしまったのでした。
一年後木葉は計画通り誰も自分を受け入れ等しなかった地元を離れて大都会・大阪市へ移住しました。
でも大阪市へ移住しても地味で何をやっても全く駄目な性格は変わりませんでした。
用事で大阪市郊外の店へ買い物していた時の事です。
『こんちゃ〜んwww」
※木葉の地元でのニックネーム。
不運にも店には木葉を知る元地元民が店員として働いており、
何も変わっていない木葉を見て鼻で笑い見下した口調で木葉に声を掛けては木葉は益々皆を見返してやりたいと言う決意に燃えました。
大阪市に移住して数年の月日が経った頃に気晴らしに大阪梅田の地下街を散歩していると、
地下街の薄暗い片隅でアルケミーゴシック調に覆われた不思議な扉を見付けその扉は魔界と地底都市ペテルギウスの連携口でした。
扉から魔界王「シュヴァルツゼクス」の使者「シュヴァルツゲイン」が現れそれは木葉にとって人生を180°変える運命的な出会いでした。
この出会いからこのヴァンパイアストーリーは続いて行きます。
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