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第弍章・奇怪〜Vampire Heroine〜
ヴァンパイア戦士に目覚めたGemini事木葉は次の戦闘の舞台は大阪市から隔離された郊外にある工場地帯であると言う事を魔界のオーブで察知したのでした。
大阪のTV局は不可解なとある二ユースを連日で全国に向けて報道しました。
そのニュースの内容は大阪市郊外に位置する無人工場地帯にて警察でも手に負えない様な奇怪な事件が連日の様に起きていると言う内容でした。
例えば工場地帯から巨大な未確認飛行物体が現れて現場周辺を食い荒らして地元民達の生活を脅威させる。
謎の暗黒ワープを放出させてそのワープに複数の人が吸い取られ行方不明者を輩出させる等でした。
地元民はおろか警察も近寄れないデンジャラスゾーンとなり、
いつしか地元の子供達の間でも一度立ち入りしたら二度と戻って来れないと言う意味で「ブラックホール工場」と言う別名が付いて恐れられる様に噂になりました。
これは全て「鬼神」の仕業でした。
木葉はこの事件を解決すべく現場へ向かい例の工場地帯の目の前迄足を運びました。
小学生の少年「お姉ちゃん!此処に入ったらめっちゃ危ないで!戻って来れれへん様になるで!」
木葉「今は私を信じなさい」
木葉は皆の前でオーブを手に掲げてヴァンパイア戦士・Geminiに変身しました。
全員口を開けて驚きを隠せないでいました。
その第ニの戦闘の舞台となる工場地帯は近未来調とスチームパンク調が融合した空間でオートマティックが作動する工場地帯でした。
その工場地帯に足を踏み入ればまさに異空間でした。
そこでGeminiは異次元ワープを見付け数千年後の未来から発動するかの如く電脳テクノロジーに覆われた「鬼神」が襲来して来ました。
Geminiのお供となった魔界の剣は腕に閃光が差し込む様に変形しました。
今回の「鬼神」はハイテクな機械に覆われたアンドロイドモンスターなので魔界の剣は装着型エアガンに変形しました。
轟音と共に半分工場は破壊しようともGeminiと「鬼神」との闘いは攻撃性と高速性を増しました。
Geminiはやたら変形した装置型エアガンで「鬼神」に拮抗しました。
残念ながらそのアンドロイド型「鬼神」はこの工場の源と繋がっていて「鬼神」に拮抗して行く度に次々と工場は破壊して行きました。
これにGeminiは戸惑いを隠せませんでした。
ふとGeminiは工場の外に出て思い付きました。
「全部破壊したなら天の魔力と連携して、
その魔力で修復すればいい」
Geminiはアンドロイド型「鬼神」を全滅させた後に全壊した工場地帯を天に手を翳し天の魔力で修復させました。
すると異次元ワープから1つのダイニングメッセージが届きました。
「Have high expectations for high technology(ハイテクノロジー技術に大いに期待する)」
ふとGeminiはこう予想しました。
「これからこの工場地帯含めてこれからの未来は更に機械技術が発展するねんな。
それと同じ様に私自身のクオリティも仲間集めて戦を発展して行けと言う事やわな」
そしてGeminiはずっと皆を長い間脅かしてた奇怪事件を片付ける事が出来て現場からは全員から拍手喝采が響き渡りました。
この出来事は新聞に「お手柄」と題して記載されSNSでもハッシュタグに「#謎の正義の女」と称して人々の間で拡散されて行きました。
ずっと落ちこぼれで皆から笑われ者だった木葉は奇怪事件を解決したのであった。
この戦闘もあくまで未だ序章に過ぎません。
これからも彼女の聖戦は続く。
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