愛色

2/7
前へ
/7ページ
次へ
嗚呼、みんな当たり前のように生きているな... やっぱり...ここら辺に死のうと思ってるやつは少ないものなんだな... 「どうしたの?」 え? 話しかけてくれたのは、20代前半に見える女性だった 「いや、とぼとぼして、落ち込んでいるように見えたから」 なんでだろう 俺はすごく嬉しかった 誰にも相手されなかった俺は、初めて俺に話しかけてくれた人がいた 「...本当に大丈夫?」 優しかった 俺にあった人の中でも一番に優しかった 俺は嬉しさのあまり、泣きたいほどであった
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加