今更感満載な登場人物紹介

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政姫(まさひめ) →直政の長女(第一子)で、母は正室の茶々。 両親の良いところだけ取った美少女。京極竜子や安土殿曰く、茶々の幼少期によく似ているそう。 弟たちをまとめるしっかり者。 父から遠江(とおとうみ)の名家 井伊家、母から戦国の覇者 織田家と北近江の浅井家の血を引く、政略結婚が基本のこの時代において希少価値の高い姫君。 正史では、後の徳川2代将軍 秀忠の同母弟に嫁ぐのだが、母方の従伯母(いとこおば)にあたる五徳の「政略結婚に利用されるぐらいならウチが貰う。」という思惑により、五徳の息子と縁組され、僅か4歳で婚約する。(この時代では当たり前) 虎松(とらまつ) →直政の長男(第二子)で、母は正室の茶々。政姫の同母弟。 父 直政によく似た美少年。 史実における井伊直勝(いいなおかつ)である。 史実では井伊家の家督を、家康直々の命で異母弟に譲るほど病弱なのだが、こっちでは健康優良児、元気いっぱいな腕白小僧。 まだ幼いので甘えん坊ではあるが、弟たちの面倒を姉と共によく見ている、良きお兄ちゃん。 万次郎(まんじろう) →直政の次男(第三子)で、母は正室の茶々。政姫、虎松の同母弟。 茶々がバタフライエフェクト起こした結果、産まれた子。 幼くして亡くなった母の兄 浅井万福丸(あざいまんぷくまる)や祖父 浅井長政によく似ている。 茶々は将来、万次郎に浅井家を再興させるつもり。 まだ幼いので、両親や杏、姉と兄に甘えたい盛りだが、一応お兄ちゃんとしての自覚はある模様。 弁之助(べんのすけ) →直政の三男(第四子)で、母は側室の杏。政姫たちの異母弟。 全体的に見ると直政似だが、目元は杏によく似ている。 父の正室であり嫡母たる茶々によく懐いており、姉たちからは『可愛いもの』の対象にされている。(本人たちは可愛がっているつもりだが、側から見ると完全におもちゃにしている。) 姉たちに揉まれるに揉まれ、元気に成長中。 勝姫(かつひめ) →直政の次女(第五子)で、母は側室の杏。政姫たちの異母妹で、弁之助の同母妹。 名付け親は茶々で、茶々の養父 柴田勝家(しばたかついえ)に由来する。 茶々たちが京都に上洛中に領地の箕輪で生まれる。まだ生まれたばかりの赤ちゃん、これから大きくなるんだよ。 萩乃(はぎの) →茶々の侍女。 実家は甲賀五十三家(こうかごじゅうさんけ)と呼ばれる甲賀忍者の名族 美濃部家(みのべけ)の分家筋。 近江の名族 六角家没落の際、実家がモロにその煽りを受けたのだが、浅井家により救われる。 それ以降、浅井から受けた恩義を返そうと奮闘している最中に浅井家が滅亡。 浅井の生き残りである茶々に忠誠を誓う。 甲賀出身だけあって情報収集が得意。 実は茶々が政姫を懐妊した頃に井伊家家臣の元へ嫁ぎ、夫との間に1人娘を儲ける。娘は政姫たちの遊び相手だったりする。 於軽(おかる) →直政の乳母で、実家は井伊家の遠縁である。 旭の女房として留守になりがちな茶々に代わり、井伊家の奥向きを預かる。 主君の直政は勿論、茶々からも信頼されている。 杏や萩乃とは仲が良く、暇を見つけてはお茶をする間柄。 最近の趣味は、茶々から教えてもらった南蛮菓子作り。(井伊家のおチビたちの好物でもある)
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