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~.♪゜*・゜.*To accomplish a big thing. ~*゜*。.
突然の館内放送?!
しかもゴスペル有線てか?!
「あー、ここなカトリック系の
サナトリウムが前身で、
建物に礼拝堂もあるんだよ。」
義次男兄が、
放送口を斜めに見上げーので
姑カツコさんが、
さっき鮮やかーに
僕んら頭を
スパパーンした筒を広げっと、
パンフにある、ある、
ステンドグラスの礼拝堂な?!
セレブなホスピスつーのは
どんだけ
由緒ただしーんかの?
「あら、ほんと。真ん中に
チャペルだわ。今日は
夜のミサなんて
あるのね。アマネさん、
ちょっと付き合ってくださる?
カレンのために、お祈りね。」
終末医療ホスピスに、、
まあ、
確かに、必要ちゃあ、有りか、、
何祈るべきなんか?とか
思ってまうけんど
妻カレンと同じ、
つり目で合図されりゃあ
「御意ぃ~。」
って付いていくっきゃない!
~。♪.*゜I asked a god to want you to give ~。*゜.me the power.゜~
闇に、、ゴスペルな、
島ん養護院、思いだすんな、
とか
思いつつ、
先頭を姑カツコさんで、
僕ん、
んで、お手伝いのシモセキさん。
館内放送のんゴスペルから
バイブルを読む声に
なっとるんは
牧師なんか、
ここん院長なんかな、、
ちこっとだけ、
妻カレンが聞いてんなら
良かったなあとか思うわけ。
別っつにぃ信心深いわきゃ
ねーけどな。
モダンな廊下を3人歩く。
「今時、政略結婚なんてあるの
かって思うでしょうけどね。」
歩きもって
館内放送んば
聞き入っとたら
「資財を持つ家や企業の結びつき
で云うなら、婚姻関係って
やっぱり大きいのよ。普通と
違って持参金なんかも、付いて
くるからね。不動産を持って、
嫁入りなんて、ざらよ。今も」
前ぇ歩く美魔女カツコさんが
話てきたんが、、
「だから、貴方とカレンみたいな
結婚は稀ね。カレンだって、
資財閥の同年代パーティーで
婚約相手を見つけるはずだった
から。概ね決まった人いたのよ」
あーーーーわー、
ちょーっとゴスペルで涙気分
なっとたんが!!目ぇ覚める!
なーんも、
後ろ盾ない入り婿で、
しかも元ホストで
すんましぇん。
「申し訳ないっす。」
「、、アマネ様、言い方、、」
あ、シモセキさんジャッジ
迷える羊ん僕にプチっと
入りやーしたー。
「いいのよ。もう、今更だわ。
とにかく、思っているより
狭い世界だといいたいわけよ
資財政会なんて。同年代の子供
なんて、そんな境遇だから、
派閥で幼馴染みになるし、
ライバルにもなる。リンコとは
子供の頃からの腐れ縁よ。」
姑カツコさん、
振っ向いてシモセキさんば
何気に嗜めとくれんよ。
んで、
どーやら
『タチバナ・リンコ』んネタ、
『戀』のジョー代表が
仕込んでくれたネタ、
鬼枕殺しの『リンコ』とは
別ん『リンコ』ん姿を
バラシテくれるんだろーか?
「『リンコ』さんという人は、
義母さんとは、幼馴染みで
嫌い合ってた間柄ですか?」
僕んは、そう聞いて
カツコさん
話が続くんを待っとく。
「、、」
「僭越ながら、
私シモセキが、お嬢様に
代わりまして、説明致します。」
ここでまさかの、シモセキさん!
えー、はい、
宜しくお願いします。の会釈で
シモセキさんが続けるんな!
「『タチバナ・リンコ』様に
お嬢様は特別な感情は
お持ちではありませんでした。
『リンコ』様は華族の流れを
組む家柄の愛妾入り後妻の娘。
そもそも、性格も見た目も
まるで違うお二人。お嬢様は、
見た目通りの勝ち気な姉御肌。
令嬢に人気がある程で。反対
『リンコ』様は、庇護良くを
そそる可愛らしい見目が、
子息に憧れられるタイプ。
本来は畑の違う令嬢同士。」
とまあ、スラスラと
シモセキさんが説明するんを
ひっかかってまった。
「え?華族筋?で、正反対の
タイプ、顔もですか?」
「はい。全く。愛妾の母譲りの
可憐さでした。そうしまして
御年頃になられ、お嬢様が在る
殿方の心を捉えた事から、
『リンコ』様が、何かと関わら
れて来たのでございます。」
「それは、要するに三角関係?」
「三角なんてものでは、ござい
ません。あちらが一方的に、
お嬢様を敵視されたのです。
何故なら、その殿方が、旦那様
なのでございますから。
幼少にお嬢様と婚約を交わされ
海外の祖父方で育たれた人です」
あーまあ、
会長、今もバリバリダンディー
クォーターやもんな!
やから、
僕ん肩身狭っ!
顔面偏差値
高けー
義理義理家族どもにさっ!
あの脳筋レスラー3男でさえ、
ムキムキ王子だぞいっ!!
「『リンコ』も許婿がいたのに。
主人に入れ込みが凄くてね。
学院の行事に親族が来院した
時に、海外から彼も来てくれ
た時か、目にしたみたいね。」
美魔女カツコさん、
眉寄せとりますな、皺なります。
と、
いっちゃぶっちゃけコレ、
「ライバルが海外に婚約者を
隠していたのが、イケメン
ドストライクだったんで、
略奪しにきたって感じですか」
「アマネ様、言い方!」
「すいせーん。」
いや、実際な『リンコ』の
その後を知っとるとな
安い推理なんすよ!!
「アマネ様!、とにかく、
お嬢様の醜聞を流し、未遂でも
輩に襲わせようと画策。政略
婚約なら、自分でも良いはずと
お嬢様を貶めた上で、派閥を
使って婚約に横槍を入れてきた
のが『リンコ』様でした。」
やっぱしーーーー、てか、
襲わせるて、、マジあるんか
「だから結婚をしてから、一時
新婚生活を海外で過ごす事に
して、国内社交から距離を
置いてたのよね、長い間ね。」
カツコさん、えー感じに
微笑むんやが、
なっかなか
キツイ状況やったんやろかなあ
「旦那様がまだ、海外グループの
統括をされる状況もございまし
たから。お坊ちゃま方にも
丁度良かったのです。戻ったの
は、お嬢様が初等部に入るとの
タイミングでございましたね。」
シモセキさんが、
きっちり両手を前で組んで歩く
歩調が鈍るんよな。
狭い世界ってそーなるか。
僕も頷くしかねーな。
「結局、『タチバナ・リンコ』の
娘と同じ初等クラスになるとは
思っても見なかったわね。」
それが、
「『ヤシロ・スズネ』ですか。」
カツコさんが頷いたん。
「でも『リンコ』はヤシロと
離縁する。ヤシロ家には後妻が
入って。娘が初等部の間だった
から、、結局『リンコ』は、、
まあ、執念深い女だということ」
♪* ~The weakness was 。*.*。゜received saying Ken~
みなまで云わんが、
子どもんまで
おっても、後々
会長に
粉かけてきたってことか、、
それあって手厳しく
元夫からの慰謝料が御破算。
『リンコ』の名前は財界から
実質消えたっと。
『リンコ』のいろいろな。
またゴスペルが流れるんな。
島の養護院でも、
ミサ終わりにゃゴスペル歌った
けなぁ、
夜のミサにゃあな、
蝋燭を灯すんよ。
.* emptiness was learned..゜*。.~♪.。*゜*
あ、
礼拝堂ってプレートある扉ん
カツコさんが
ゆっくり開けると、
夜ミサも終わる中に、
僕んだけ見える
後ろ姿の妻が
座っている。
*。.
~♪*゜*.。Watashi no *。*sugata wa *。kawaranai *゜*.yowaku nani .
*mo .*。
dekinaikeredo 。.*゜*。*
顔を見せてはくれない妻。
どうも顔が違う
『タチバナ・リンコ』
もし『ヤシロ・スズネ』女史も
顔が違えば?
そしてあの女も。なら、
辻褄が合う。
*.
~*yorokobi ni .゜*michi afurete*゜*.。 watashi*。 wa utau~♪.*゜*.
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