32th week よーやく見えた渦!

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 もう1ヶ月前になるんかぁ、結婚後初めてマンション 帰らんかったあの夜からな。 ⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢ、、 ⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢ、、、、 |||||||、、、、 『有り難うございます。お陰様で我が社もクリーンエコロジー分野でのデジタルマーケティングを勉強させてもらえました。次は、いよいよワールドEXPOですね。よろしくお願いします。』  ホスト時代からん本営スマイルを張り付けて、  ふっつーに鹿威しとか、カッポーン鳴る様な料亭で、某IT会社代表殿に、デスタンス接待を対対しとった僕。 『ブーブーブー♪』  次の店に予約をいれる振して、→まあ次ってのは、もちのろんで、クラブやが。  部下に任せっと、ハンズフリーマイクで電話を取ったんが、 『あ、アマネさん、あ、助けっんせぇ、、困っと、る。頼める、人、おってん、です、アマネさ、、』  くぐもった声で泣き入れてん声は。 『ナリヒラな?どーした?』  同郷いうだけの学年的にゃ後輩なヤツの声がするん。  今年、島から出たからゆって、人ツテによ?  顔だけ見たってってだけ、紹介された学生んヤツ。  コイツが僕んと一緒で、島を出てきたはいーが、『ホストし始めるから宜しくですー』みたいなノリの男なんよ。  まあバイトホストっちゃあ3人タコ部屋でも寮あるし、昔と違って今は服もネオカジュアルやから、仕事もやりよいんな。 『いやなん、じ、せ、せまられ、、』  あー、枕強要の痛客なんか。  飲され、潰され、動けんとこ狙うんはあるけどよ。 『ナリヒラ、店にゆうた?どーしてもなんやら、店ぇ迎えん来てもらいな。同期とかおるやろ?』  タモツや僕んらがおった店系列たぁ別ん箱に、ナリヒラはおったんよな。  タモツんとこなら、面倒なんは問題前になんとかしてもくれるやが、基本、色恋枕の始末は個人なんよ。 『ちょっ、店で、はぶっと、て。』  おい!男なんぞ?相手は、ゆーても女客。そんまま振り切って逃げりゃえーもんを!! 『何処な。ドア叩いたるよ。』  同郷の弱みゆーんか?  部下に、次ん店の『Q』で上手く接待しといてもらうよう頼むと、カレンにも何時もの接待やからて連絡しーの、仕方なしで、僕んはナリヒラがいるホテルに、ドアば叩き助けることにする。 『しっかし、ナリヒラ、よっぽど太客つかんだんな。新入りで、ハブられっほどのチェンジでも、指されたんか?意外やな?』  ナリヒラの雰囲気を思い出しつつ、車に積んでるジャケットで、その筋っぽいやつを羽織るん。 『バイトの新人なんかな、掃除と肝臓要員が相場やが。』 ちょっとどっかの金融関係者っすーみたいな! ドス利かした調子で割込むだけ。  それで連れ出すぐらいしか策なしっ! 『んー、趣味枕も有りやろが、ナリヒラには早いんかぁ?』  枕もイロイロやが、ナリヒラには向かんのかもな。  そもそも新人は早め枕をさせる傾向有りな、店あるし。 『で、?ここな。』  あー、ラグジュなラブホね。そこの1番上にナリヒラのゆーてた部屋番号あるが。  ここ、専用エレベーターでワンフロワンルームぞな!! 『金ある熟女、もしくは老女か?』  耳をドア近づけて、一応ドア周りとか確認。  このホテル、割と出入りフリーやし、複数OKやから 下手して、部屋でヤバ賭してたらしゃれならん。 『大勢おる感じやないよな。』  1番ええ部屋やと思うん、髪をワシャ掴んで乱して、そこんドアを足で蹴る。防犯カメラの死角狙いで!! 『ナリヒラさ~ん?!お楽しみんとこ悪いんがぁ、金ぇ、返してもらわんと、困るんやぁ。ここん、おるのんやろがぁ。開さらせや!!オラあ!!』  で、あとはドアを連打連打連打!  ワンフロ、ワンルームでラッキー。 『静かにして。』  ガチャリと開いたドアば方肩を入れて、開け放つ。 てか、こーゆーとこってドアチェーンないんな。  で、ドアに出てきたんは、、 『ナリヒラさぁ~ん?えーっと、これ、何プレイ?』  グラサンに帽子。デニムパンツの熟女くさいん女が、マスクつけて開けるんよ。 『やっぱり、きたぁ、入れば?』   (???)  見たら、床と壁んゴールドライトにスケルトンデザインの部屋がでかっ!!  奥にサンルーフジャグジーバスとか、こりゃ高い部屋って一目でわかるってってな!  さりげにビジネスバッグ、ドアに挟むん。  まずは、逃げ道作って、シンガリ位置を保持な。 『あれぇ、もしかして昔担当しとったんかなぁ?もう、随分前に水上がってんのよぉ。ナリヒラ迎えにきただけですから~。遅かった?もしかして初枕下ろした?』  お約束のデカイベッドに、ナリヒラ?  問題は、僕んが見たのは、ガタガタ震えとる全裸で揉みくちゃな、ナリヒラ。 『アマネさん、ちゃうん、、助け、 っせぇ、オレ、嫌や、』  人ん情事見んのも、自分以外の例の臭いが充満しとんのも、気分はよーないわな。  てか、ナリヒラ、急性アル中?  薬とかやられてへんやろな?身体中、ルージュ跡だらけやが? 『この子、ボトル入れるお礼してくれるって話なんだけ ど、嫌がるなら払えないわよね。せっかくね、昨日ラスソンさせてあげたのに、酷いわぁ。』  相変わらずの、身バレ武装の女。顔分からんし。  ずっとこん格好でやったん?すげな!てか今の話、 クリスタルあるあるやが。  あぁん、掃除組の新人に?そりゃ、ハブるどこか潰されるわな。 『そんで酒かなんやと潰して、連れ込み?にしてもー1人?』 『アマネさん、わりぃっす、やらんと掛け払わん、いわれて。』  それに、この熟女は全く乱れんと服ば着てるんよな。気になりつつも、ナリヒラに忠告するん。  そもそもな、箱んマニュアルにもあるよな?  顔残念な客ほど枕は有効て。あれ、マジよ。 『まあな、ホストやる限りな、枕なしってのもないんよな。』  反対によ、どうも服を隠されたかで、ナリヒラは全裸で逃げれん、やり方されとる。  とりあえず、ナリヒラに僕ん着とるジャケットを投げて腰に巻かせるっと、スキみて逃げろと合図すん。 『そーゆーことね。じゃあ、君もやってくわよねぇ。』  ナリヒラに気ぃ取られたら、謎ん女にオモクソ股間揉みシダかれ女が下ろしたマスク下、現れた真っ赤なルージュん口で僕ん口を喰われる。 『うえっ!マジくそヤバいな!』  顔を引っぱ剥がしてやろうとすっが、やべー熟女口技エロ過ぎやろ?!  でもな、この口、見覚えある。てか、口だけでヤバい!持ってかれる!!  ヤリマン、アゲマンあるが舌技がグロエロい。 『わたし、かなり上手いわよ。ねぇ、上の口だけで、全抜けするぐらいなの、試してく?』  やばいなあ、手管口管素人やない。反社系に巻き込まれか?てか、これ何の状況? 『あ、、あまねさん、うしろ、』  熟女口技に弱冠意識飛ばしそうになった時、僕んジャケットば腰巻いたナリヒラが、叫んだん!
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