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34th week いろいろ解る!
「おいっちにー!さんっしぃー!
にぃにっー!さんっしぃー!
さんにっー!さんっしぃー!
もうひとつ!さんっしぃー!」
病室に響く謎の掛け声?!
向かう廊下から
僕んは、慌ててV.I.P.病室んドア
開け放したっつーの!
「ば、馬鹿んこと!せんで
下さいって!やめ!カレンさん
足!さわらんでっくっさいよ!」
仕事でき!僕んは、早戻で
カレンのV.I.P.病室に来たぞな!!
したらば、
うおおおーーおーーおい汗汗!!
バカ脳筋義理兄3男がよぉ、
カレンのベッドん上ば登って!
僕んカレンの両足首ばよ?!
ムンズと掴んぢゃ、
伸ばしーの、曲げーのしとん!
やめれ、ゞゞゞ!!
カレンはネグリジェスタイルん
着よんよがゞゞ!!
「あんた!カレンさんの前で!
よくっもそんな、真似ぬあ!」
そーなんよ!例のカレンが座っと
ますがなっ?!横でよ。
心なしか残念そーな雰囲気が!
「な?!何言ってんだよ?、!
へんなこと考えるな!歩く運動
だろ?!こうして、体に動く
振動を与えたほうがいいんだ!
ベイビーも、母親が歩いてい
るを感じて成長するんだぞ!!」
即デス↓↓。殺すゞ
「なら!僕んがしますって!
そのゴツい手でカレンさん
柔わ肌、さわらんでくっさい!」
ぬあぁもう!パジャマ買って
こんとならんんんがあ?!
カレン!すまん↘️
思っきし
クズ脳筋義理兄3男ば、
ベッドから
奈落にぃ突き落とすべし!!
「が、!!!痛ったい!やろが」
「嘘くっさいですがあ?毎日
パイルドライバーされとっしょ。
カレンから離れてくっさい!」
頭から落ちた割に、こん兄ゃあ
全然効いとらんぞよ、な?!
只でさえ、
いらん噂で外堀埋められたぁ
仕事場じゃ、
ストレス満載でぇ
機嫌ばぁ、生煮え超キレ現象ぞ!
「アマネっ!おまえ、くっさい、
くっさい、言うなよ!わざとだ
な?!闇にくっさいデスって!」
「くっだーさーあーいーー!」
「おまえ、やっぱりディスって
るよな?!
おれの必殺技クッサクエルボー
をいじってるよな?!そうだろ」
「あれ、秒で死ねっすよねー。
必殺くっさいエルボー!!」
ここんで義理兄が片腕ん肘を曲げ
エルボーバットポーズな?!。
「くらえ!クッサクエルボー」
「あがががががごっ!」
クッサク=掘削ね、、ぐりぐり
すなー!
改めぇ技を受け取ったら
今度は又、ドアが開いて
義理兄次男坊が
登場ね、
「おまえ達、バカだよね。うん、
バカだわ。で、おい、アマネ!
カレンのタブレットの
パスワードわかったから。」
「え、そんな簡単にー、パスって
わかっちゃるんですね?!」
エルボーぐりぐりされつつーの、
僕んは義理兄次男を
尊敬ーな感じで見るわけよ。
「おま!なんでおれと話方が、
兄いーと違うんだよ?!くそ」
決まっとー。脳筋がぁって、
義理兄3男ば白い目でみとると、
「ふん!オレを誰だと思ってる?
ナショナルサイバースクール、
情報セキュリティ塾の塾長だ。
米国認定ホワイトハッカーCHE
の腕よ。まあ、それでイン
したんだが、やっぱりカレンは
色々調べていたな。パスは、」
次男のドヤ台詞な!
そいで、渡されたメモを
見るん。
『KAREZUNMA』
「アマネとカレンの名前だろ?」
ちっこっと涙目なって、
僕んしか見えんカレンの後ろ姿を
視姦するんは、ええやろ!
「本当っアマネはー、名前!
まるで源氏名まんまだなー?!」
「どこの大衆演劇俳優だって
名前だよ。あながちかもな。」
あー、いらん事!言わんで!!
「名前ちゃー、いいんすよ。」
なんだかんだの
KYさっしいい義理兄達んば、
テンション変わった
僕んで、
話を変えるんよ。
「アマネから聞いた話で、だろう
なとは思ってたんだ。カレンも
内偵を雇ってた。報告は電話に
残ってたよ。こっちのロック
ナンバーはアマネの誕生日だな」
今度はヒッタクリから戻った、
被害品で、まだビニールん
入ったまんま電話、
次男がブーラブラさす。
厳密にゆーと、誕生日ゆーか、
それ養護ん施設入った日ですわ!
「有り難うございました。」
差し出されたん、
ビニール電話ば手に受け取る。
カラー違いの同し機種、
僕んで、揃えた電話は
もちろん僕ん名義のんを
渡してたヤツよ、、
「アマネ、早くタブレット
預けてくれれば良かったんだ。
そっちの方面で探ってたんだ
とは思うがさ。あと、
コンシェルジュに依頼してた
不動産と、船に関してもだ。」
お嬢様の危機管理いうのん?
カレンはマンションの部屋に、
タブレットさえ無数のバックん
中に入れて置いていたんな。
まるで家捜しされての、
想定さえしとるんか、
書類関係も全部タブレットん
中んさえ入れんと、
セキュリティ、
バカ高のクラウドバンクに
入れる徹底ぶりなん。
「すんません。タブレットも、
探して見つけたもんで、、」
僕ん知らなんやけど、
高額アクセサリーなんかも、
コンシェルジュんクローゼットに
預けとったぞ。
そんな中にあったんが、
料理日記いうん?
レシピと僕んが、気に入ったとか
書いてるんが、引き出しに
あった。
「しょうがないだろ、兄い。
学院以来の癖だったんだ?
あからさまに、 嫌がらせまで
なくても荷物を触られるのは
あったんだぞっ!当然だっ!」
脳筋義理兄ん台詞に僕なんか、
「???」な。
「あー、そういうことも
カレンなんかだとあるんだ。
別にアマネを警戒してたわけ
じゃないよ。それは確実さ。」
「・・・」
お嬢様ってやつは、マインド
セキュリティ高っ!
あ、義理兄次男やら
3男の仕事ってそーゆー感じ?
うあ、そう考えたらば、
義理兄長男の産婦人科医っての、
。、
発っ想ーーが中世貴族になる!
「あと、母さんとアマネから
聞いた『タチバナ・リンコ』も
調べたけど、あれはもう
オカルトだな。ミドル世代の
ホスト達でいえば都市伝説?」
あー、ジジホス酒話なっ。
「今でもあるのか?界隈じゃ、
白いワンピースに毛布鞄の
女は塩で追い払えって話。
もう、それと同じ扱いで、
『タチバナ・リンコ』って
女を店に入れると、枕で壊され
るってなってるんだけどさ?」
白いワンピース! あるある。
てか、リンコネタって
そげんファンタジーなん?!
都市伝説化しとんの?そんな
柔なもんちゃうぞなーー!!
義理兄次男ば、その手にある
ファイル何?
「そんな処に、オレ達の大事な
妹カレンは単身乗り込んだ。」
義理兄次男のファイルに
視線を取られてた僕ん顔を、
2人の義理兄が見てくる。
その横には、
ベッドで寝ている本体とは
別に、
後ろ姿で座るカレンが佇む。
今なら解るんよ。
僕ん知らない服にヘアスタイル。
ご丁寧に、
マンションにあったんは、
僕んらが箱のスツール。
カレンは『リンコ』の娘の姿を
僕んに見せて知らせてたん。
脳死になった状態にも関わらず。
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