あなたの好きなところ

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「なんだよそれ悪口じゃん」 そう言って笑う響に 背伸びをして優しくキスをする 「かすれた低い声 綺麗な肌 真っ黒な髪 薄いきれいな唇 がっちりとした体 優しく触れる指 抱きしめてくれた時に感じる熱 キスする時に溶けてしまう舌 真っ直ぐで全部見透かす 漆黒色の瞳」 「あはっ。今度は体と見た目ですか?」 今度は響が私にキスをくれる
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