{城内にて}

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魔王 イブリス・ラアル・ヘレンシオ 「この扉はオマエが さっきオニゴッコの時に入った娯楽室… 真ん中の大きな扉は 今は使われてない、ダンスホール。 その隣はワタシの寝室だ…」 魔王の寝室…ちょっと気になるかも。 アタシ 山那 此花(やまひなこのは) 「ねえ、寝室見せて!」 イブリスさんはこちらを見て 口をポカンと開けてる、驚かせたみたい! 魔王 イブリス・ラアル・ヘレンシオ 「ククク…///そ、それは ワタシと交わりたいと言う意味か…?//」 はあ…?! アタシ 山那 此花(やまひなこのは) 「バカ!違うもん! そんなつもりないからねっ!」 アタシはムスッとする。 魔王 イブリス・ラアル・ヘレンシオ 「おお…ククク、こわいこわい…」 こいつ、絶対こわいと思ってない! アタシ 山那 此花(やまひなこのは) 「むう…もういいよっ!」 アタシは腕を組みながら イブリスさんを見つめる。 魔王 イブリス・ラアル・ヘレンシオ 「ククク…さて、次の部屋へ 案内しよう…こちらだ。」 イブリスさん、今度は歩いてる… エントランスに戻ってきた アタシ達は2階へ向かう。 アタシ 山那 此花(やまひなこのは) 「2階には扉…ひとつしかないのね。」 イブリスさんは口元に 笑みを浮かべながら、階段を上っていく… 魔王 イブリス・ラアル・ヘレンシオ 「ああ、そうだな… その理由は扉の向こうに行けばわかる。」 固唾を呑みながらもアタシは イブリスさんの後に続いた。
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