{城内にて}

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開け放たれた2階の扉… その中に入ると空が見える広すぎる部屋があって 一本道の両サイドには針山が! これ、道踏み外したら1発アウトだわ…(汗 一本道の先には高そうな椅子と机があった! アタシ 山那 此花(やまひなこのは) 「な、なんなの…ここは…(汗」 イブリスさんは1本道を進む。 魔王 イブリス・ラアル・ヘレンシオ 「ここは玉座…つまりワタシの部屋だ。」 イブリスさんの後にゆっくりついていく アタシ 山那 此花(やまひなこのは) 「ここってもしかして…あれ… 勇者対策してる感じ?」 イブリスさんは にやりと笑って振り向いた。 魔王 イブリス・ラアル・ヘレンシオ 「そう、その通り…勇者は敵だ… この城にも時折、シロの目を欺いて 侵入してくる不届き者がいるんだ。」 あの、でかいコウモリの目を欺くなんて… いったい…どうやって…(汗 アタシ 山那 此花(やまひなこのは) 「ひゃあ~、やっぱり勇者ってすごいのね…」 イブリスさんは後ろ向きで スーッと移動を始め、玉座の前に来た。 魔王 イブリス・ラアル・ヘレンシオ 「そうだ…手品をしてやろう。」 ! アタシ 山那 此花(やまひなこのは) 「へえ…やってみて!」 イブリスさんは仮面に手をかけて その仮面をとったんだけど… その下にまた違う仮面をつけてた! c5f26795-2cc2-46b8-859f-92aa61d6a2a1
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