{玉座にて}

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魔王 イブリス・ラアル・ヘレンシオ 「Οναευαυι!ψαυατθιθαδαιzyοφβφδα! δαλασα,λαξοzyοφοyφσφτθιυεyααυελφσε!」 (オニァーイーユアユーイ!ファウアタィシァデアーイゼワファベーファーデアー! デアラァシア、ラアクサオゼワオーフオワフシフタシイィユイワァウイラファシイ!) 【訳:お前達!私は大丈夫だ! だから、彼女を許してやってくれ!】 なに?イブリスさんの言葉で 魔族達がスーッと離れていく… 最終的には複数の 白コウモリ達となって、空へ飛び去った! アタシは床に両膝をついて うつぶせで倒れこんで、体が震える… アタシ 山那 此花(やまひなこのは) 「ぅう…た、たしゅかったぁ… ひぃい…うっ…うぅう…っ//」 助かったことにホッとしたら涙があふれてきて… 両腕を床の上で組み、そこに 顔を埋めて息を殺して泣いていた… さすがに、死を目前にしては強がれなかった! やっぱり…命は惜しい…… なにより、あの白ローブ達には アタシの強がりは通用しない…(汗&泣 魔王 イブリス・ラアル・ヘレンシオ 「コノハ…すまなかったな…」 背中をさすられて、アタシは 伸ばしてた膝を曲げ 正座しながら体を丸めてて… 顔をあげると、すぐそばに イブリスさんがいたから 思わずその首もとに抱きついてた!
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