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アタシ
山那 此花
「べ、別に…こわくなんて
なかったんだからぁあ…ぅうっ///」
頭を優しく撫でられながら
抱き返される…
魔王
イブリス・ラアル・ヘレンシオ
「強がらなくても良いんだぞ…
ま、まあ…そういうところもたまらないが…//」
今度は背中をさすられて落ち着いてきた…
アタシ
山那 此花
「ね、ねえ…湖行きたい…」
イブリスさんは頷いて
ゆっくり、アタシから離れる。
魔王
イブリス・ラアル・ヘレンシオ
「いいだろう連れてってやる、こっちだ。」
イブリスさんはスーッと床を滑るように
一本道を通り扉の前へ向かって…
アタシも慌てて、その後を追いかけた!
アタシ
山那 此花
「待ってよお!はやいって~!」
扉の前でしゃがむ、イブリスさん。
魔王
イブリス・ラアル・ヘレンシオ
「ククク…ワタシの背中に乗れ…」
アタシは頷いて彼におぶられる…
アタシ
山那 此花
「たっかぁ…!」
イブリスさんと、ほぼ同じ目線になって
少しだけ足がすくんだ…(汗
魔王
イブリス・ラアル・ヘレンシオ
「これならワタシも楽だ…♪」
イブリスさんは扉に手をかざし
目に見えない力で勢い良く扉が開いた!
アタシ
山那 此花
「おお…!」
スーッと移動するイブリスさん!
なんていうか…セグウェイに乗ってるみたいっ
浮いてるからか、多少上下に揺れるけど
酔ったりとかはしなくて、ホッとしたわ…
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