{魔王の正体}

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魔王 イブリス・ラアル・ヘレンシオ 「さあ、食べるといい…」 アタシは頷いて、さっそく食べ始めた! イブリスさんから この世界のことを色々聞いて… 気づいたら夜ご飯を完食! 食器はローブの魔族達が片付けてくれて アタシはイブリスさんと一緒に 食堂から出て、2階の玉座に向かう。 2階の玉座の一本道を通り椅子の前まで来て イブリスさんはこちらに向き直った瞬間 仮面に手をかざして茶色に変色させ翼を広げた! caa3f21f-ab65-4fd7-b83e-c789b14cfed7 アタシ 山那 此花(やまひなこのは) 「そ、その翼…しかもよくみたら耳も… 貴方もコウモリだったのね!」 イブリスさんは口元に笑みを浮かべてる。 魔王 イブリス・ラアル・ヘレンシオ 「まあな、この世界で 白いコウモリは神にも等しい存在… だから、ワタシは魔王になれたんだ。 食後の運動といこう…!」 イブリスさんは翼を順番に羽ばたかせて 空に飛び立ち、アタシはその様子を見つめた…
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