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映画の中でも、雨が降っていた。
主人公の女子大生が夕立にあい、喫茶店に駆け込む。
どことなく懐かしい感じのする喫茶店だ。
もしかして、行ったことのある店だろうか。
主人公は、そこで小説を書いている影のある青年と出会う。
在り来りな始まりだったが、その後のストーリーには引き込まれるものがあった。
青年の書く物語には救いがなかった。
それだけではない。彼が書いたことはその後作品に近い形で実現していく。
彼は、そうやって世界を壊そうとしていた。
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