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「私は真奈とは久しぶりだけれど、たまにメールを少し。実莉とは前のマンションが近くて、引っ越すまでの間、年に数回ご飯したかな。璃麻は今勤めている病院でばったり会って、そのあとは電話で話したり……だよね?」
私はみんながそれぞれどんなつきあいだったかを探ろうと思ったのだ。真奈が私の言葉を受けて喋り出した。
「あたしはナミミとミリリに会うのは十五年ぶりぐらいかな? ミリリとは、同じ部活の千鶴の結婚式で。二人とはたまのメールかな? リママとは卒業後一度も会ってないと思う」
「会ってないね、マナナだけでなくミリリにも。私は結婚してからのここ数年、五年近くになるかな? 南美と出会って時々。あ、でも二人とも年賀状は続けてた。かなり久しぶりなはずなんだけど、会って自然に話せて、自分でも驚くほど違和感ない」
「私はもういいよね。少し老けたけど、基本変わってない。二十年飛び越え、昔のあの頃の私たちに戻っちゃうのは自然といえば自然じゃない?」
「うん、まあ」
「ナミミが言った五角形……」
「もう、ミリリたら、四角形でしょ」
「そういうの苦手。マナナ、ごめん。テトラだったよね」
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