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そうして高田先生は息子のいる保育所に向かい、たどり着いて息子から声をかけられます。
「ママ、今日は早かったね」
「え、練習が……、ううん、今日はまーくんの誕生日でしょう。だから早く帰らしてもらったの」
高田先生の言葉を聞いて保育士が子供に声をかけています。
「良かったわね、雅史君」
「ありがとうございました先生、また明日もよろしくお願いします」
「はい、それじゃあ雅史君、また明日ね」
「先生、バイバイ」
高田先生と雅史君は手を繋いで帰ると、突然、高田先生の携帯電話が鳴り、電話にでます。
「もしもし、あなた。うん、うん、そうなの。分かったわ」
「どうしたの?」
「まーくん、今日パパも早く終わったから今からプレゼント買って帰って来るんだって」
「やったあああ!」
そう言って高田先生と雅史君は家まで仲良く帰っていきました。
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