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家に上がるよう引っぱられ、ソファーに座らされてまたグラスで酒を出されたので飲む。石鹸の良い香りがする…
かなり豪邸のようで、家具も良い物使ってるのがわかる。しばらく飲んでいれば体がフワフワしてくる…完全に俺も酔ったかな。
ソファーで寝ようとしたが、手を引かれて階段を登らされて部屋に入れられる。ランドセルや勉強机などを見る限り、大地の部屋なのだろう。
ベッドにダイブすればふわふわ感に睡魔に襲われ、眠りに落ちかけたが服を脱がされる感覚で大地を見れば必死に脱がせてきている。思考回路が働かないので、手伝って脱いでやる。
裸のままで大地を見れば、どこかへ出ていってしまう。俺ベッドで寝たらあいつどこで寝るんだ…？とは思ったもののもう体を起こす力は入らない。
「悠馬…寝た？」
話しかけられるが、答える気力も沸かない。首に違和感を感じて触れば鎖付きの首輪を付けられているのはわかるが、外す力が出ない。
もぞもぞ大地も上がってきて俺にピッタリくっついて眠り始める。俺なんで裸にされたんだ…？駄目だ頭が働かないから答えを出す気力も沸かない…
とりあえずチラと隣を見れば幸せそうに寝息を立てていて、落ちないよう抱き寄せてやり大地の温もりも心地よく、俺は完全に眠ってしまった。
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