ミラー・アイズ

灯をともし来る彼女の瞳

きつね

10分 (5,886文字)
雪野かぜ様主催「自由律からはじまる物語」参加作品です。

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あらすじ

辰巳傑は、真夜中にコンビニで夜食を買った帰り、駅前で一人の少女と出会った。 虚無の瞳を持った彼女に、辰巳は恐怖を覚える。 でもそれからというものの、気づけば彼女を見に来ている自分がいた。 そして今日

感想・レビュー 1

“写し鏡”のような瞳に魅せられて。

雪の降る真冬の夜。脚本家の辰巳は、駅前でマッチを売る女と出会う。その女の瞳に魅せられた辰巳は、本能で危険を察知しながらも彼女のもとへ通ってしまう。その不思議な魅力をもつ女の正体とは──。ミステリアスな
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