💀第25話 麟蛇の逆襲、 Rの覚醒

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💀第25話 麟蛇の逆襲、 Rの覚醒

麟蛇「ぐぁぐぁぐぁぐぁ.....。」 麟蛇はまるで獲物を狩る蛇のように、 Rに巻きつき襲い掛かった。 R「ギャィィィン!‼︎」 Rの悲痛な叫び声が、ゲート裏にいる拓矢の耳にまで聞こえてきた。 拓矢「R‼︎おいカピル‼︎ゲートを開けろ‼︎あいつは単なる猿だぞ‼︎こんな事して何になんだ‼︎」 掴み掛かったAIの表情は、まるで冷たく遠くを見つめていた。 ----特等席 華人王「ぬぅぅぅん‼︎猿がやられるのを見て何が面白い⁉︎おいカバラ、お前は一体何を考えておるんだ。」 カバラ「パパ...まぁ見てて。」 カバラはそう言うと、麟蛇に八つ裂きにされ、血塗れになるRを指さした。 ダダダダダダダ‼︎ ダダダダダダダ‼︎ 死を目前にしたRの中から、鼓動が膨れ上がるように、破壊音が少しずつ大きくなっていく。 ダダダダダダダ‼︎ ダダダダダダダ‼︎ ダダダダダダダ‼︎ ダダダダダダダ‼︎ R「グァオォォォォォォン‼︎‼︎」 華人王「なんと‼︎猿が進化し、化け物になっていく‼︎」 カバラ「そう、あの猿は昔17CLUBで悪魔の契約を交わしだが、唯一それを逃れ生き残った能力者なのです。」 華人王「そんな奴がいたとは...」 カバラ「奴らが犯した失態を揉み消しただけです、 Rは猿へと自らの手で、キメラ手術を行い死を逃れた...あのJの弟です。」 華人王「ぬぉぉぉん‼︎Jに弟がいたとは‼︎はっはっはっ‼︎しかも猿の弟だとは!これは見ものだな!」 巨大化し猛獣となったRは、迫り来る麟蛇へと立ちはだかった。
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