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竜の楼閣
しんき-ろう【蜃気楼】
『光の異常屈折現象の一つで、像の位置がずれたり、倒立したり、実在しない像が現れたりする現象の総称。
地面や海面の温度と、気温との差が大きい時、地面や海面付近に著しい気温の鉛直および水平の変化が起こり、地表とほぼ平行に走る光線がまっすぐには進まずに、異常に屈折するために生じる。
「蜃」とは、中国の想像上の動物。
竜の一種だという説と、巨大ハマグリだという説がある。
「蜃」が気をはいたときに現れる楼閣を表すことから由来している。』
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