8月13日の欠片たちへ

俺たちの時計は、あの夏から止まったままだった。

Niji

14分 (7,933文字)
超・妄想コンテスト「お迎え」応募作品

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あらすじ

ヒューマンドラマトレンド 最高1位! ありがとうございます✨✨ 隼人は、毎年8月13日の命日には、必ず従兄弟の剛の墓参りに行くことにしていた。 墓の前で久々に会った従兄妹の紗智。 昔のような他愛もな

感想・レビュー 2

欠片を集めたその先で

 今回感想を書かせていただきます。このお話は幼い頃に亡くしたお兄さんの13回忌に主人公である弟と従姉妹の女の子が再開し、思いで話をするのですが2人は13年間お兄さんを亡くした原因を作ってしまった事の罪
ネタバレあり
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もっと読んでいただきたい名作です。

 この作品は明るく元気で、かつ、研ぎ澄まされた神経の持ち主でないと、上手に表現できない小説です。ストーリーは日本古来から続く『迎え火』のシーンから始まり、どこか懐かしい里山にあるケヤキの丘、晩夏の蝉の
ネタバレあり
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