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なんとか立ち上がり、逃げようとしたが上から押さえつけられた。外で誰が来るかもわからないのに下を脱がされ、反り勃つ肉欲を取り出して擦り付けてくる。
慣らしていないそこに入るわけもなく、滑っていたが舌打ちをしてねじ込まれそうになった時走ってくる足音がして上が一瞬軽くなった。
見ればジャージ姿の拓海がナオを蹴り飛ばしていた。ナオはすぐ体勢を立て直し応戦を始める…
「誰あんた俺とケイの邪魔しないでよ!」
「邪魔なのはお前だ!ケイは俺が守ると誓った!!」
殴り飛ばした俺を許して、なおかつ守ってくれるというのか…?こんな俺を…?
頬には痣が残っていて申し訳程度に絆創膏も貼ってある。殴りあいなんてしないでくれ俺にはその資格なんてないから…
「俺はどちらにも抱かれない!だからもうやめろ!やめてくれ…」
ガムテープを剥がして声を出せばナオは冷めたとでも言わんばかりにおとなしくなり、歩き去ってしまった。拓海は俺に駆け寄り服を直してくれて手のガムテープにも手をかけたが剥がすのを躊躇っていた。
どうやら拘束された俺に興奮したようで、チラと下を見れば辛そうにズボンを押し上げている。口の端も切れていたのか血も出ている。
どうしてやればいい…?こういう時は…抱かれてやればいいのか…?無理だ…俺には出来ない。
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