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第零話 全ての神話に対して
この宇宙は常に滅亡と再生を繰り返している。『ポラリアン』『ハイパーボリア』『レムリア』『アトランティス』・・・。かつてそう呼ばれていた宇宙は既に滅び、また新たな時代が絶えず到来する。
そんな様々な時代の始まりと終わり、原始の祈りと終末の叫びを幾度となく繰り返した先で我々を待ち構えているのは、あの偉大なる予言者C・A・Sが示した宇宙最後の時代『ゾシーク』である。
それ故、これまでに語られた神話、これから語られる神話は全て、その儚い時の流れの一刹那に過ぎない。
「人智学研究書」より抜粋
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