🦋解放された白き蝶(土ノ日)🦋

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黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「こちらへおいで…」 俺は伯爵に手を握られて船首に連れていかれた。 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「あ…あれは…!」 その先には、まだ少し離れてるけど 大陸が見えてきていた! 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「あれが西洋の国…私の屋敷がある場所だ。」 す、すごい!西洋の国って こんなに大きいんだな! 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「なんて、美しいんだろ…」 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「君がな…」 耳元でそっと囁かれて、ゾクゾクした…// 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「…///」 俺は見えてきた大陸に背中を向けて 熱くなった顔を冷まそうとしたんだけど… アゴを伯爵の指先に捕えられて、口づけされて 俺は目を閉じながらその口づけに応じていた// 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「ぁむ…ぺろ…//」 俺の口に伯爵の舌が滑り込んできて 俺はその舌にすぐに自分の舌を絡める…// 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「ぁむ…ちゅ…//」 人目もはばからず、熱い口づけをされて 俺の呼吸が僅かに乱れてきた… このままでは、窒息しそうだ// 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「んちゅ…ハア… と失礼、私としたことが…//」 伯爵の唇が小さく音を立てて離れ 俺は呼吸を整えた…// 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「はあはあ…いえ、大丈夫です…//」 しばらくして、船が 大きい港に入って停まる。 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「そうか…い、行こう…///」 伯爵に手を握られて指先を絡められ 俺と伯爵は一緒に船からおりて港へ… みんな、聞いたことない言語で話してる。
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