🦋解放された白き蝶(土ノ日)🦋

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港の紳士 「Bonjour!Bon retour, comte ! D'où vient la beauté ?」 (こんにちは!おかえりなさい伯爵さま! その美人はどこから連れてきたんですか?) なんか…声をかけられてるみたいだな。 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「Je l'ai ramené d'un pays oriental, n'est-ce pas sympa!」 (東洋の国から連れてきたんだ、素敵だろ!) う、うん…なに言ってるか分からない… 港の紳士 「Est-ce vrai! Oui! C'est bien!」 (そうですか!はい!素敵ですね!) その紳士は帽子を外して 丁寧に挨拶してくれて…俺も頭を下げた。 港から出ると、見たこと無い 鉄の塊が走っていて空気が少しよどんでいる… 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「ぅ…ゴホッゴホッ… なんていうか、スゴイ国ですね。」 伯爵は鉄の乗り物をひいた馬を止めた。 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「大丈夫だ、白揚羽… 空気が綺麗なところに、すぐ連れていく。」 その馬を操縦してる人に何か伝えた伯爵と その鉄の乗り物に乗り込んだ! 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「は、はい…あの伯爵… この乗り物はなんと言うのですか?」 馬が走り出して 伯爵はこちらに視線を向ける。 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「ああ、これは馬車と言う乗り物で 先を走ってる鉄の塊は車と言うんだ。」 ほう、なるほど…
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