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後から来た伯爵は屋敷の門を開けて
伯爵と一緒に門の中に入り
屋敷の玄関先に向かう。
黒薔薇王子
ヴェレッド伯爵
「中へ案内しよう…おいで、白揚羽。」
俺は頷いてドアの鍵を開けた
伯爵と共に、屋敷の中に入っていく…
俺
白揚羽 雪夜
「おお…なんて、広いんだろう!」
すごく広い部屋に出た…これはそう
お座敷のような広さ、いや…それ以上か。
黒薔薇王子
ヴェレッド伯爵
「ここはエントランスだ…
奥にある大きな椅子はソファーといって
自慢の座り心地だぞ。」
ほう…初めて見る椅子だな
"そふぁー"というのか。
俺
白揚羽 雪夜
「むん…その"そふぁー"の前の
四角く薄い箱はなんでしょう?」
俺は伯爵に視線を向ける…
黒薔薇王子
ヴェレッド伯爵
「ああ、それはテレビと言ってな…
世間の出来事を観られるんだ。」
そんなものが…!
俺
白揚羽 雪夜
「なるほど!つけてみても…?」
伯爵は頷いて
縦に長い箱を渡してくれた。
黒薔薇王子
ヴェレッド伯爵
「その右上の赤いボタンを押してごらん。」
俺は頷いて、赤いポッチを押す…
電源が入ったようだ!
大きな四角い箱の中に人が出てきたッ
俺
白揚羽 雪夜
「…!」
俺は"りもこん"とやらを両手に
"そふぁー"に腰かける。
黒薔薇王子
ヴェレッド伯爵
「いま、ニュースがやってるようだ。」
伯爵が俺の隣に座ってきてくれて
肩を抱いてくれた…///
そして一緒に"てれび"をみる。
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