🦋伯爵の屋敷(土ノ日)🦋

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しばらく"てれび"を観ていたが つい、うとうとしてしまって… 伯爵の肩に頭をもたれる。 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「白揚羽…//」 伯爵の心地良い手がたまらない このまま、寝てしまいそうだ…// 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「伯爵の手、優しいですね…//」 俺を求めてくる客はみんな乱暴だった… 自分の欲求が満たされるのならそれでいい そんな客ばかりだったけど… 伯爵は、ヴェレッド伯爵だけは 俺の様子を伺いながら… ちゃんと2人で 気持ち良くなれる方法を知っていた。 あそこから解放されて本当に良かったと いま、しみじみ思う… 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「今日はもう、寝るか…?」 俺はもたれてた頭を離して 伯爵に視線を向ける。 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「いえ、まだ…大丈夫です。 それより伯爵、お腹は減っていませんか?」 伯爵は少し考えるような仕草をした… 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「まずまず、といったところだな。 ふむ…そうだ!ティータイムといこう」 伯爵は"ソファー"から立ち上がって 厨房…みたいなところに向かい 俺も"そふぁー"から立ち上がって その後に続いた。 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「何をするんですか?」 伯爵は振り向いて微笑む。 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「ああ、紅茶を淹れるんだ… やり方を教えてあげよう。」 俺は大きく頷いて、伯爵と一緒に 厨房らしきところに入った…
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