🦋ティータイム(土ノ日)🦋

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伯爵は良い色合いになった紅茶を 硝子の入れ物にいれていく… 湯呑みと違うな、なんていうんだろう。 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「クフフ…これはティーカップという… 紅茶を飲むときに使うものだ。」 ほう! 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「なるほど、そうですか… 色々と勉強になります。」 俺は伯爵に微笑みかける。 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「クフフ…茶菓子もあるんだ…///」 伯爵は2人分の紅茶を用意してくれて さっきの"てれび"前の机に置き 戻ってきて、真ん中に 穴が開いた丸い食べ物をお皿に 2個づつ乗せて、それも机に… 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「…それ、美味しいんですか?」 伯爵に手招きされて…再び、伯爵の隣に座る。 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「これはドーナツという食べ物だ ほんのり甘くて美味しいんだよ 食べてごらん、これが紅茶と良く合うんだ。」 ほう…! 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「はい!では、お言葉に 甘えて…いただきます。」 俺は"どーなつ"とやらを ひとつ手にして、さっそく食べてみた。 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「どうだ…?」 俺は頷いた! 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「もぐもぐ…お、美味しい! かりんとうよりも 甘さ控えめで、美味しいです!」 俺は伯爵に微笑みかけながら "どーなつ"をまた、ひとくち食べ 紅茶を口にふくむと甘さが 打ち消され、爽やかさが広がった!
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