56人が本棚に入れています
本棚に追加
黒薔薇王子
ヴェレッド伯爵
「美味しそうに食べるんだな…
気に入ってくれたみたいでよかった。」
俺は伯爵に微笑みかけて頷く。
俺
白揚羽 雪夜
「こんなに美味しいもの
いままで、食べたことなかったんです!」
伯爵も嬉しそうな顔だ。
黒薔薇王子
ヴェレッド伯爵
「そうだったのか、クフフ…
あ、そうだ…少し待っててくれ。」
"てぃーかっぷ"を片手に
こちらを見て、笑っていた伯爵だが
それを机に置き
"そふぁー"からそっと立ち上がって
どこかへ行ってしまって…
俺は再び"てれび"に視線を向ける。
俺
白揚羽 雪夜
「世の中のことが家にいながら分かるとは…」
"てれび"というのは便利なものだな…
黒薔薇王子
ヴェレッド伯爵
「おまたせ…」
少しして、伯爵が戻ってきて
たたんだ洋服を差し出され
"てぃーかっぷ"を机に置いた俺は
その洋服を受け取った。
俺
白揚羽 雪夜
「これは…?」
伯爵は再び俺の隣に座る。
黒薔薇王子
ヴェレッド伯爵
「それは洋服だ…
ここでの活動が楽になるぞ。」
俺
白揚羽 雪夜
「ありがとうございます!
さっそく着てみても?」
伯爵は頷き、俺はその洋服を持って
壁により…さっそく着替えてみて
伯爵は俺の背後に回って
髪を結んでくれた!
黒薔薇王子
ヴェレッド伯爵
「うん…よく似合ってる!」
俺は照れくさくなりながらも
伯爵を見つめる…///
最初のコメントを投稿しよう!