🦋屋敷案内(土ノ日)🦋

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白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「3階、ですか…」 なんか、ワクワクしてきた! 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「ああ、3階は私の部屋なんだ。」 …! 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「俺の部屋って…もしかして…」 伯爵は頷いた! 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「ああ、私と同じ部屋だ。」 や、やっぱり! 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「俺、邪魔じゃないですか…?」 伯爵は笑ってる。 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「邪魔だなんてとんでもない! 私は毎日、君とともに目覚めたいんだ…」 …// 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「ヴェレッド伯爵…//」 俺は伯爵に手を繋がれたまま その寝室前まで来て 空いた方の手で扉を開けてくれた! 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「ここは君と私の寝室だ。」 すごい…大きな寝具が置いてある。 しかもなにか上から 布のようなものが垂れ下がってるな… 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「大きな部屋ですね…!」 伯爵は頷く。 黒薔薇王子 ヴェレッド伯爵 「そうだろ!トリプルベッドで その布は天蓋と言うんだ。 寝室の隣の部屋は プライベートジムがあって… その同じ部屋にトイレと浴室がある。」 薔薇色の床に黒薔薇色の壁… "とりぷるべっど"とやらは灰色か。 すごいな、こんな 豪華な部屋は見たことがない! 俺 白揚羽 雪夜(しろあげは ゆきよ) 「あの、その"とりぷるべっど"に 寝てみてもよいでしょうか?」 伯爵は頷いて、そっと優しく手を離され 俺はゆっくり"とりぷるべっど"に近づいていく…
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