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【episode6 - 満たされた欲望 】
露天風呂から上がった私たちは、流石に空腹感を覚えた。
時計は午後3時を過ぎている。
お昼前に待ち合わせをしてから何度となく抱き合っているうちに思った以上に時間が経過していたようである。
「お腹空いたよね。」
微笑む彼と寄り添ってメニューを眺めると、互いに食の好みが似ていることがわかり空気が和む。
オーダーを済ませ程なくすると十分にボリュームのある食事が運ばれてきた。
互いのメニューをシェアして堪能すると、食後のデザートで頼んだパフェをスプーンで掬い彼の口元に運ぶ。
「食べる?あーん!」
子供のように無邪気な顔で口を開ける歳下の彼は可愛い。
先ほどまで、私の上で腰を振っていた人物だとは思えないほどである。
楽しい時間を過ごし、満腹の身体を持て余していると、
「ベッドで休もう。」
彼がそう言って私の手を引いた。
横になって互いの頬に触れると、まるで引力でも働いているかのように唇が吸い寄せられる。
彼が私の茂みに指を沈めるとクチュっと音がした。
足を大きく広げると、彼がゆっくりと腰を進める。
硬いモノが奥まで届くと彼がフフッと笑う。
「お腹が苦しいね。」
私も同じことを考えていたので思わず吹き出してしまった。
「うん、苦しいね。」
そう言いながら足を彼の腰に絡めると、瞳に艶やかな色が走り、再び私の深い部分に腰を押し付けた。
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