ヒカリの子

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「ぷはぁ〜、ごちそうさま!」 ぼくはママが作ってくれたクッキー2枚と、コップ一杯の牛乳を飲み干して、床に寝っ転がった。あの子に今日は会えてないな。今日のクッキーはママがチョコペンでにこちゃんを描いてくれたから、見せたかったのに。そんなことを思いながら、ぼくはあの子が来るのを待った。 「お外気持ちよさそうだから、ちょっと空気の入れ替えしようかな。」 ママがそう言ってカーテンの端を摘んだ時、 「あっ! あっ! やっと来た!」 今日は門限ギリギリで、いつもより太ったあの子が来てくれた。 「ティンカボイヤーだっ!」
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