転回

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草原をわたる、白く輝く夕立が、上がった。風が、吹きわたった。サワサワッ、と、揺れ輝く、赤やオレンジや黄の木の葉たちは、光の粒をはじきながら、自らを彩りつづけた。一人の少女が、嵐のように駈けていって、木の葉や木々の枝を、キラキラ✨と、ザワザワ💥と揺らす。少女は、大空に駈け登ってゆき、太陽へと目指すのだった。観音や菩薩の木彫りの像の幻想のようなものが、何百と浮き、漂って揺れている。鷲鼻の男が山の上空から、自由に、操っている。その男、メフィストフェレスであった。白く透き通ったヴェールを纏った天女が、空を飛び交っている。白金の太陽が、大きく🎵空にある。すると、太陽☀️は、叫んだ、、、、、、黒魔術師も、天使も、夕立のあとの、草原をわたる、白く輝く風のように、生きるが善い!、、、、、、朗々と、告げると、しん、と、白金の太陽は、沈黙した。青空の下、紅葉した山が溢れながら、泉のように、木の葉をさんざめかせ、立派に聳えている。ほどなくして、又、夕立が降って来た。メフィストフェレスは空中に留まりながら、何かを、しきりと考えている様子で、夕立に撃たれていた。撃たれ続けてゆくばかりであった。メフィストフェレスは、ふわり、と、音もなく地上に降りた。そうして、太陽の言葉について、頻りに、思いを巡らせた、、、、、、そうか、、、、、、メフィストフェレスは、風を、起こした。彼は、顎から、雨の雫を滴らせながら、、、、、、いや、、、、、、首をよこにふる、、、、、、ウム、、、、、、幽かに、うなずき、大空を、仰いだ。夕立の雫は、襟元へと、その奥へと、伝い流れていった。彼は、一言だけれども、やっと、こう、言ったものだ、、、、、、こんなふうに、、、、、、神よ!✴️!、、、、、、神よ!✴️!、、、、、、と、、、、、、すると、彼は、痺れたように身体を震わせ、跪き、拝跪の姿勢を光らせた、、、、、、数時間すると、くっきり、爽快に晴れ渡った空から、天使が、太陽を背に、降りてきた。💖💖💖❤️❤️❤️七大天使長、ミカエルである。❤️転回が、起こりましたね❤️ミカエルはメフィストフェレスとコンタクトを取り、微笑みながら、そう、言葉を掛けた。そうして、光の掌を添えるように背中に優しくすべらせて、同伴者として彼の掌を取り、天界へと、ゆっくり、ゆううっく(^o^)うりりー、と、昇天していった、、、、、、メフィストフェレスは、懺悔するように、搾りだすように、泣き、輝き始め、泪ながらに霊太陽🌄を仰ぎ、掌を合わせた。
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