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気づいた時
仲間はすでに咲き終えて
真夏の強い日差しの中に
真っ赤な実を結んでいた
騒々しい日常を
愛していない訳じゃない
でも一人になると
誰かを 求めてしまう
遠い街角で過ごした日々
激烈な仕事に明け暮れた
もし誰か僕のそばにいて
ただ 微笑んでくれたら
僕は その微笑みの持ち主と
今もそこで生きていたろう
けれども僕は切り捨ててきた
いくつものチャンスや挑戦を
今さら 遅いかもしれないが
誰か 僕を愛して下さい
甘い言葉と甘い夢が欲しいんです
寂しくて眠れないんです
仕事はますます忙しいけれど
会いたい時に会えないけれど
そんなあなたがいてくれたら
僕はもっと優しく強くなれる
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