ぼくとトトロとイケメン御曹司の同居生活①
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ぼくが、その白いトトロに言うと、そいつは、ぼくの手の中で、ブルブルと震えた。 「み、見逃して、ください! 何でも、願いをかなえてあげますから!」 そう、小さな声で言った。 「お前、しゃべんのか?」 「……はい」 「願いって、何でもいいのか?」 「……はい」 ぼくは、考えた。 今、一番の願いは……。
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