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あとがき
最後までお読み頂いて、ありがとうございます。
参加コミュニティ《8月限定企画・戦争を考える》の提出作品、二作目として書いた作品です。
書き始める前の私の認識は、長岡空襲の慰霊の為の花火であること、ただそれだけでした。
どれほどの犠牲があったのか、空襲の凄まじさも知らずにいました。
数字を知ると、いかに凄惨な出来事であったかが分かります。時間も数も、焼失面積も。多くの記事を参考に、かたい口調ではありますが、まとめ上げられることができたと思います。
書き始めは8月1日でしたが、狙い澄ましたわけではなく、全くの偶然です。
たまたま休みの日で平和祈念式典の模様をTVで見て、ハッとしました。空襲があった日を失念していて、書くなら今日だ、と突き動かされました。
花火は夜空に実に綺麗に映えます。
大輪の花をみごとに咲かせて、パッと散る。
だからこそ儚くて美しい。
人々を魅了する長岡花火。それでも、多くの尊い命が失われたという事実があることを忘れてはいけない。
そう感じます。
20210805
宮瀬杏
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