ロコノミシリノ②

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ロコノミシリノ②

「ふわ~……んん」 昨夜も遅くなってしまった……眠い。 「ちょっと、あなたから誘ったんだからしっかりしなさいよ」 「ふぁい……」 隣に美少女がいるのに抗いがたい眠気。 「まったく……」 結局、1人では行きづらいところで可愛い女の子連れて歩く、と言ったらテーマパークだろうと言うことで、電車に揺られてる。 朝早くから2時間近く電車に揺られるとなると、流石にね。 彼女は一応非難の声を時折浴びせるけど、基本的にはずっとスマホを操作していた。 ゲームでもやってるのかな。 あとで同じのやりたいから、教えてもらおう。 今は、とにかく眠い……。 目蓋とまぶたが~……ごっつんこ~……くぅ……。 「って、乗換駅過ぎてる!」 「ふえぇあ?」
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